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NISHIGUCHI KUTSUSHITAについて
もっと知りたいという方にむけた読み物です。

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破れにくく、暖かい、いかにも冬らしいウールソックスを届けたい。

破れにくく、暖かい、いかにも冬らしいウールソックスを届けたい。

ウールジャガードソックス

ウールジャガードソックス

冬の靴下といえば、ボリュームがあるウールのもの。

シーズンになるとジャガードやケーブル柄など可愛く、あたたかな靴下がお店に並びます。

しかし、ボリュームがあるウールは紡毛と呼ばれる、ウールを短くカットした毛を紡いでできた糸のため、暖かくやわらかいけど、強度が弱いことが難点でした。

実際に、気に入って履いていたのにすぐ穴が開き、お客さんをがっかりさせてしまったり、「ウールの靴下ってこんなものよね。」というイメージが出来てしまっています。

そこで、いかにも冬らしく可愛く、暖かいのに破れにくい「ウールジャガードソックス」を届けたいと思い、開発がスタートしました。

温かく柔らかい風合いと一定の強度を保つウール靴下。これがこの靴下のコンセプトです。

ウールは擦れると必ず少しずつ摩耗して薄くなります。

そこで一番強度が必要な場所を検証すると摩擦が起こりやすい場所はつまさきとかかとだとわかりました。

そこで通常、靴下の編み立てでは行わない、ウールとナイロンをほどよくブレンドして強度を上げてみました。

すると、一般的なウールの靴下と試作品を比較すると、通常の2倍程度の強度が得られました。そして、実際に両足にそれぞれのサンプルを3か月間履いてみると、明らかに強度の違いが確認できました。

こうして生まれたのが私たちの「ウールジャガードソックス」です。

靴下業界の常識では、あり得ない製法ですが、“はくひと”のことを考えぬいたからこそ見つかった製法です。

さらに、ウールは伸び縮みする性質があることから、お客様の一部はかかとがきっちり収まっていないことがあるときもあり、一番摩擦が起こるかかとが守れていないことに気づきました。かかとの上部分に破れが発生する事例がありました。

そこで、ウールの伸縮性を考慮したサイズ調整、そして強度を上げたかかとをすっぽりと包むためのデザイン変更を行いました。

結果として、1シーズンから2シーズンは履いていただけるようになりました。

しかし、ウールは必ず摩擦により消耗して破れてしまいます。

私たちの日々の商品改良とお客様のウールの取扱い方法の理解によって、より長く楽しんでいただける製品だと思います。

これからも毎年、少しずつ改良してより長く楽しんでいただける靴下になればと思っています。

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