「モヘアウールパイルソックス」は、雪国で暮らす人に向けた“はくひとおもい”な靴下です。
この靴下は、NISHIGUCHI KUTSUSHITAの取扱先であり、東北で暮らすバイヤーからのふとした会話から生まれました。
「冬のウールで暖かい靴下はあるけど、すぐに破れたり、暗い色が多い。もっと気軽に履けて温かくもう少し丈夫な靴下はできないんですか?」
これを聞いた時、ウール製の厚手の靴下を届けていれば良いと思っていた私の概念は180度変わりました。
そこで、北海道、山形、富山、長野など雪国で暮らすお店のオーナー様にヒアリングをしました。
それで分かったことは、雪国では、スノーブーツを履き、職場では靴を履き替える人がいて、分厚い靴下が必ずしもよいわけではないということ。そして雪国の朝は雪かきからスタートするため少しでも明るい気持ちになる靴下が求められることを知りました。
自分たちが知らない暮らしがあり、その暮らしに寄り添う靴下を届けたい。
こうして、“雪国に暮らす人のためのはくひとおもいな靴下”の開発をスタートさせました。
構想としては、ブーツでも普通の靴でも履けるボリュームがあるければ、履くと足になじむふかふかのパイル編み。一見、分厚いですが、履くとふわっと足になじむ靴下。
素材は保温性とやわらかさがあるモヘアとウールをブレンドした糸を選びました。
また、冷えは足首を温めると改善できるということから、足首から履き口にかけて二重に編んだ足首ウォーマーになっています。
色目も朝から少し明るい気持ちになるよう、ツートンカラーにボルドーも加え、使いやすくカジュアルなカラーにしました。
毎年、冬が楽しみになるようにシーズン限定カラーもお届けしています。
この靴下で雪国に暮らす人がより素敵な生活を送れるように。
そんな想いで生まれた靴下です。